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大判タイルの注意点(床施工の場合)


① 空隙による割れ
600㎜角以上の大判タイルは下地が平滑でない場合は、タイルと下地の間に隙間ができやすく、そこに力が加わるとタイルの割れにつながります。
とくに車の乗り入れがある外溝床は、タイル裏面と下地の「すきま(空隙)」を減らすために300㎜角以下の小さなサイズや、
20㎜厚などの高耐久な厚みがあるタイルをおすすめします。
参考:LIXIL | 床タイル・舗装材設計・施工マニュアル
参考:LIXIL | 床タイル・舗装材設計・施工マニュアル
② 水勾配への対応

外構や浴室等でタイルを使用する場合、避けられないのが、水勾配への対処です。
片勾配への施工時は、大判タイルをそのまま利用が可能ですが、すり鉢状に複数方向からの勾配がある場合、
残念ながら、タイルを斜めに切断し、小割にし納める必要があります。
石柄の強調されるものより、シンプルなデザインのタイルの方が影響が少なく無難と言えます。

③ タイル仕上げ面の面調整

大判タイルは、反りが大きくなる傾向があるため目違いが出ないよう施工することが重要です。
段差がある床面は歩行時にかかとが引っかかり、スムーズな歩行の妨げになることがあります。
また外光があたるエントランス床では段差が影になり、デザインの妨げになります。
駅や空港などの交通機関や大型商業施設などの大面積の床へ大型タイルを施工する場合は、短時間で大面積を施工するため、
「トップフィット工法Ⅴ」がおすすめです。この施工法により施工時間を短縮し、美しいタイル仕上げに有効です。

「トップフィット工法Ⅴ」施工のようす
「トップフィット工法Ⅴ」施工手順
【動画】トップフィット工法Ⅴ~工法特長編~
動画参照元:LIXIL
【動画】トップフィット工法Ⅴ~施工手順編~
動画参照元:LIXIL

▼大判タイルの壁施工の注意点 については、下記のページをご参考ください。

  • 大判タイルの注意点(壁施工の場合)

▼大判タイルの床への施工方法 については、下記のページをご参考ください。

  • 大型タイル・床への施工法

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