水回り空間での床タイル選定において、大切なポイントがいくつかあります。
■空間ごとに、メーカー推奨・公的機関推奨の「C.S.R・B」値を目安に安全性を確保する
「C.S.R・B」値について、詳しくはこちらの記事で解説しています↓
■目地詰めはタイル表面まできっちり詰める、貼り方においても通し目地を推奨する
近年、海外の大型タイルが水回り空間で施工される例が増えており、300×600角等の長方形のタイルをウマ張りで施工される例も多く見かけます。
タイルの形状特性として、タイル寸法が長くなるほどに、タイル中央部が凸反りになる傾向がある為、タイル間での段差(目違い)が生じる場合があります。
この場合、ふやけた素肌を傷める恐れがありますので、目地詰めや、貼り方においても配慮が必要です。
水回り空間では素足での歩行となることから、タイル間の段差を極力避けるような配慮が重要になります。