タイルを美しく仕上げるには、どうすればいいの?
タイルのカタログにはこのようなピクトマークで、各タイルについてのお知らせを表記しているものがあります。
「タイルのエッジ仕上げについて」で説明した【エッジ加工】は、寸法精度の向上には有効ですが、 じつはやきものであるタイルは全般的にまっすぐ(直線)が苦手で、反りやゆがみはつきもの。
タイル張りを綺麗に仕上げるには、この点ふまえて、寸法誤差や反りやゆがみの影響を軽減することがポイントです。
美しく仕上げる3つのポイント
POINT.1
タイルの寸法誤差を吸収できる
目地幅を確保する
カタログ商品ページ 「目地幅」 記載例
目地幅を十分に確保することでタイルの寸法誤差を吸収します。タイル割(目地幅設定)を参考に、商品毎にタイルの特性を加味した推奨目地幅を設定しています。
POINT.2
真馬目地施工を避け、
ずらし幅を少なくする
カタログ巻末ページ 商品の留意点・施工上の注意点「ずらし幅」 記載例
ずらし幅を狭くすることで、タイル同士の反りによる目違いや段差に生じる影等を軽減します。長尺ものを中心に、特性に応じた推奨ずらし幅を設定しています。
POINT.3
平滑なタイル施工下地の
準備
下地のイメージ
目違い軽減や安心・安全の観点、また効率的・高精度のタイル施工のために平滑な下地準備をお願いします。