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タイルによる出隅の納まり事例


内装・外装を問わず、タイル張りにおいて、頭を悩ます端部の納まり。
ひと昔前までは、メーカーカタログには、出隅用の『曲がり』や『屏風曲がり』と言った役物形状が、ところ狭しと掲載されていました。
近年、役物の準備のない輸入品の利用頻度が多くなったこと、またタイルの大型化により、そもそも役物品番がない製品も多くなっています。

輸入タイルと国産タイル、大型タイルと小型タイル等、タイルの種類によってタイル小口の見え方は様々です。
ここでは、お問い合わせやご相談の多い、大型タイルの出隅処理を中心にご紹介いたします。

【見切り材×輸入大型タイル】

  • 600角等の大型タイルの特徴として、タイル小口(BODY)とタイル表面の色が異なることが多い。
  • 勝ち負けの場合、小口が見えるため「見切り材」や「接着役物」を使用することがおススメとなります。

【接着役物】

  • 事前に加工場でトメ加工したタイルを接着してⅬ型の役物として施工。
  • 大型タイルでは「ねじれや歪み」が生じるため、折り返しのタイルの寸法を短めに考慮する必要があります。

【勝ち負け】

  • タイルだけで納めるシンプルな手法です。
  • タイル小口が正面からの目線にストレートに入ってくるため、 建物正面側の見え掛かりを優先し、勝ち負けを決定することが一般的。
  • 無釉タイル(釉薬を使用しない、素地色がタイル色となるもの)や、カラーボディと呼ばれる、有色素地のタイルを使用することがおススメとなります。
施釉品
 
施釉+カラーボディ(有色素地)
 
施釉+小口塗装
 
無釉タイル
 

【トメ加工(小段)】

  • 大型の輸入タイルや、厚みのあるレンガタイル等で使用されることの多い、出隅加工。 
  • 大型タイルでは、タイルの寸法バラツキ、反り等が生じる為、出隅役物については、600+600等の等辺接着役物を製作すると、ねじれや歪みが生じタイルを張った際に、奇麗に納まらない場合があります。
  • 出隅のタイルを大きな寸法で割付ける場合等におススメ。
トメ加工(小段)+シーリング
 
トメ加工(小段)
 

【石材ボーダー編】

納め方が難しい「石材ボーダー」についてもご紹介します。

勝ち負け
 
見切り材
 
トメ加工(小段)
 
トメ加工(コバ面取り)
 

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