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タイル下地の選定方法(内装壁)


STEP1:適切なボード下地を選ぶ

内装壁におけるタイル下地は基本的にボード下地となります。 使用場面とタイル厚みに合わせて適当なボードを選びます。

【A】タイル厚が15mm以下である

■せっこうボード
厚みは9.5mm以上をオススメします。

■ケイ酸カルシウム版(通称:ケイカル)
6mm厚以上のもので比重が1.0のものをおススメします。

■合板
Ⅰ類以上で厚みが9.5㎜以上のものがおススメです。合板にはⅠ類・Ⅱ類があり、Ⅰ類は湿潤の想定される箇所で使用される耐久性に優れた合板のことです。

■デラクリートセメントボード
セメントボードにガラス繊維ネットを埋め込み耐久性を高めたセメントボードです。 屋外でも使用が可能です。
※参考リンク(外部サイトが開きます) :
吉野石膏(株)商品開発部 / デラクリート施工店会

■アクアパネル 
その名の通り水がかりが想定されるような場所で使用できる下地です。 
※参考リンク(外部サイトが開きます): 
チヨダウーテ(株)

【B】タイル厚が15mmを超える 

■ケイ酸カルシウム板(通称:ケイカル) 
6㎜厚以上のもので比重が1.0のものをおススメします。 

■合板 
Ⅰ類以上で厚みが9.5㎜以上のものがおススメです。 
合板にはⅠ類・Ⅱ類があり、Ⅰ類は湿潤の想定される箇所で使用される耐久性に優れた合板のことです。 

■デラクリートセメントボード 

■アクアパネル 

「デラクリートセメントボード」や「アクアパネル」などは聞き慣れない方も多いかもしれません。 
タイルの下地としては基本的に、 「せっこうボード」もしくは「ケイ酸カルシウム板」で概ねまかなえます。 
ただ、水がかり想定されるような場面では耐水性の高い「アクアパネル」、 半屋外のような耐久性が期待される場面では「デラクリートセメントボード」を検討してみましょう。

STEP2:ボードの留付け方法を指定する 

鋼製下地の場合、ボードが1枚張と2枚張でスタッドのピッチが異なります。 

【ボード1枚張の場合】おおよそ300mmピッチ

【ボード2枚張とする場合】おおよそ450mmピッチ

構成するスタッド、ランナー、振止めのサイズは「日本建築学会 JASS26」に則ります。 
※せっこうボード、ケイカル、合板でのタイル張においては、ボードの継ぎ目で生じる不陸に起因する接着不良を考慮し、2枚張をおススメしています。 

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