曲面に内装タイルを接着剤張りする場合、タイルの長辺寸法に応じた半径があります。
以下の表-1に示す通り、タイルのサイズが大きくなるほど、施工可能な最小半径も大きくなります。
この目安を理解することで、適切なタイル選びが可能となります。
接着剤の貼り代は1mmを想定しているため、施工には高い下地精度が求められます。
下地の不陸を接着剤で調整することが殆どできないため、下地の精度が悪いとタイル面も同様の仕上がりになってしまいます。
美しく、長持ちする仕上がりを実現するためには、施工会社との綿密な打ち合わせと計画が不可欠です。
タイルの種類に応じた最適な施工方法を選定し、事前に計画を立てることをおすすめします。