LIXILグループでは、滑りに対する安全性を評価するために、数多くのサンプリングによる官能試験を実施し、 滑り試験機で測定した数値と、実際に人が感じ取る感覚との相関について研究を重ねてきました。 人の感覚を「非常に危険である」から「非常に安全である」の7段階に分け、機械が測定する「すべり抵抗係数(C.S.R)」をプロットさせていくと、下図のような曲線となることが確認されました。
紳士靴での歩行の場合は、高い数値の方が安全ですが、数値が高すぎると歩行時につっかかりが生じ、体が前のめりになってしまい危険を感じることがあります。
一方、素足での歩行の場合は、数値が高ければ高いほど安全と考えられています。